スキンケアに関する読者の皆様からの疑問やお悩みに、美容のプロであるリセラテラスのスキンケアのスタッフがお答えします。

 

紫外線はお肌にとって最も避けなければならないものの一つです。
紫外線を浴び続けると一生残るシミができてしまうこともあります。

今回は、そんな紫外線に関するお悩みにお答えします。


日焼けのあとに対処すべきことはなんですか?(30代・のりちゃん)

日焼け止めを塗っていたけど日に焼けてしまった・・・そんな時ありますよね。そんな時の対処方法は3つです。覚えておきましょう!

  • 冷やす
  • 保湿する
  • 水分補給する

この3つで取り急ぎ焼けてしまった肌を整えましょう。日焼け後の色素が気になるからと言って炎症している肌に美容成分を入れるのは刺激になりお勧めしません。

まずは炎症状況を落ち着かせる事を優先していきましょう。

 

「日焼け」は太陽からの紫外線B波によって皮膚がやけどを起こしている状況です。

その為、炎症した肌は放置して炎症が治まってくると、色素になって肌に傷跡を残します。
日焼けをしてしまったらまず、炎症を抑える事が大事になりますので、1番は「冷やす」事が重要です。

炎症していますので氷を直接載せたりすると肌への負担になる可能性があります、氷水で浸したタオルを絞って炎症か所に乗せて鎮静したり、季節によっては冷水のシャワーで炎症か所を鎮静してあげましょう。

その後、日焼けした肌は水分が失われ乾燥しますので、保湿を充分してあげましょう。
バリア機能が低下していますので保湿剤を使い、失われた水分の補給と人工的にバリア機能を作って肌を守ります。

そして内側からも水分補給をする為にも、常温のお水を飲んで潤いをプラスしてあげましょう。

日焼けに気づいたら「冷やす」「保湿」「水分補給」をできるだけ早い段階で行うとその後に残る肌トラブルが緩和されます。

(回答者:漢方養生スタイリスト福田

 

肌のシミを消したいです。どのようなケアを行えばよいのでしょうか。(30代・凉音)

 

肌トラブルの原因は「酸化」「糖化」「炎症」と言われています。

シミが気になる場合、まず根本の原因を考えてみましょう。
大きくシミの原因は「刺激(紫外線)」「老化」です。それ以外の原因もありますが今回は大きく分けた原因でお答えしますね。

シミはカウンセリングの元、拝見さえていただかないと判別は難しいですが、まずは紫外線コントロールを行うことが大切です。(酸化・炎症)
雨が降っているから、季節的に紫外線が弱いからと言って日焼け対策怠っていませんか?
紫外線対策をまず最低限行うことで、これからできるシミの元であるメラニンが出にくくなり、ターンオーバーによって角質となって色素(シミ)が排出されれば時間はかかりますがきれいにしていく事が可能です。

紫外線対策を最低限行うことから始めて、次にメラニンを放出させる原因を軽減させていきます。

1つめは「肌への刺激」です。摩擦をしないようにケアする、刺激にならない基礎化粧品を使うことでシミの原因をなくしましょう。

2つ目はメラニンの排出を抑制する化粧品を使いましょう。(VCやハイドロキノンなど)

毎日時間をかけて自分の肌のケアをする事も大切です。
日々、家庭や仕事に追われている中の自分の肌ケア。大変だと思いますが、自分に手間をかけてあげることで日々の積み重ねが肌の変化へと導きます。
いつもより時間をかけて丁寧に肌ケアしてあげましょう。

(回答者:漢方養生スタイリスト福田

 

唇の縦じわはどうしたら消えますか?(20代・chihiro)

 

唇の縦じわは加齢や紫外線、乾燥が原因です。
皮膚に比べ、角質層も薄く、皮脂膜もできないため、皮膚ではなく粘膜と紹介されるのが唇です。

そんな唇ですが肌と同じくケアすることが大切です。
まだ20代なので紫外線や加齢により唇の弾力が少なくなっている可能性は少ないと思います。
唇の弾力を取り戻し縦じわを目立たなくするためには紫外線ケアをしっかり行うことでも軽減できます。
口紅やグロスを塗るだけでも紫外線対策になりますし、何か塗る事で唇の縦じわが埋まるため目立ちにくくなるので一石二鳥です。
唇に保湿剤(粘膜なので出来るだけ成分的に安全なものを選びましょう)をつけることで刺激から唇を守る事も出来ます。

また無くなった弾力を取り戻すのに化粧品の成分を活用するのであればマキシリップという成分の入ったリップクリームや口紅を活用するのもお勧めです。
なくなった弾力を取り戻すのはとても大変なことですが、日々のお手入れによって唇の弾力を守る事も出来ますので、まだまだ20代この先、唇の弾力が失われないようにお手入れをしっかり行っていきましょう。

蜂蜜にアレルギーがなければ蜂蜜を塗ってラップでパックする蜂蜜パックもお勧めです!
※唇にヒアルロン酸を入れることで簡単に縦じわを無くす方法はありますがあくまで対処です。予防美容として毎日の唇ケア頑張りましょう!

(回答者:漢方養生スタイリスト福田

 


 

紫外線に関するお悩みまとめ

シミや乾燥に対処するためにも、毎日の紫外線対策は必須です。

今から気をつけることで、将来のシミを防ぎましょう!

・肌トラブルの原因は「酸化」「糖化」「炎症」

・摩擦をしないようにケアする、刺激にならない基礎化粧品を使うことが重要

・無くなった弾力を取り戻すのに化粧品の成分を活用するのであればマキシリップという成分の入ったリップクリームをつかう。


この記事で回答した美容のプロ

漢方養生スタイリスト 福田貴之

<プロフィール>
漢方養生スタイリストであり、ドクターリセラ美容クリニック管理・美容エグゼクティブアドバイザー・全日本全身美容業協同組合認定講師など広く美容に関わる活動をする。
幼いころから親が共働きで祖父母に育てられました。中学になってからは親の寡黙に働く背中をみて、自分も家族の役に立ちたいと料理に目覚めます。そして時効だから告白しますが、中学でホテルの厨房でアルバイトしてました(笑)調理師免許を取得する為に高校を卒業して東京へ!そして調理師として、そしてパテシェとして働いてきました。その後、実家静岡に帰りホテルのフロント、レストラン業務をし、30歳で大阪へ。
大阪では現在勤務しているドクターリセラ株式会社にて勤務。
化粧品を通して「美と健康と地球環境を守る」為にエグゼグティブアドバイザーとしてエステサロンの先生たちと日々お客様を綺麗にする為に奮闘しています。

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